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【通販総研通信vol.70】「社員の成長を促す取り組み」

■通販総研メルマガNo.070 2017年7月15日

おはようございます。通販総研の船生千紗子です。

ワインのお供として欠かすことのできないチーズですが、正直チーズに関して詳しいことをあまり知らないので、少しは知識をと思い、先日チーズセミナーに参加してきました。

こちらのセミナー、私が想像していたようなチーズの種類、製造方法に関するいわゆる知識的な内容を伝えるセミナーではなく、講師の方が気になる、こだわりを持った国産チーズ工房で作られるチーズを紹介するというような内容でした。

山羊や羊の飼育から、搾乳、チーズ作りを職人の方が一人で行っており、数が多く作れないため、知る人ぞ知るチーズ工房。

そんなチーズ工房でこの時期にしか作ることが出来ない、山羊、羊、牛の混乳で作られるチーズは、山羊や羊の搾乳量により、毎年味が変わるという、まさに一期一会の出会いであるということも教えていただき、何も知らないで食べるのと、チーズが作られた背景を知って食べるのでは、有難み、価値が異なるなと感じました。

提供する商品の価値とは、今回で言うとチーズは、おいしいく安全であることだけではなく、むしろそれは当たり前。

それを超える、価値をどう付加させることが出来るかが重要であると感じました。

まさに、情報は商品に価値の重みづけをするということが言えるのかなと感じた出来事でした。

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今回のテーマは…
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■社員の成長を促す取り組み
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会社が安定して業績を伸ばし続けていくためには、働く社員一人一人の成長が何よりも重要です。そのため、経営者はいかに成長する環境を整えていくかが重要になっていきます。

通販会社A社は、毎週1件~2件の改善提案を全社員が出すという取り組みを行っています。この取り組みにより年間にして1人で70件~100件ほどの改善提案が出てくるようになりました。提案された内容は社員から成る改善実行委員会にて優先順位を決め、誰がどのように実行をしていくかを決めていきます。

日々の小さな気づきをひとつひとつ改善していくことが後に大きな変化につながっていくという実感が経営者にあり、定着した取り組みとなっています。

また、A社には毎月1人誰かが5日以上休むという取り組みがあります。これは、自分が不在にしても業務がスムーズに回るような仕組み作りを行うという目的があります。このような仕組みを取り入れることで、業務の効率化につながっています。

通販会社B社は、毎月1回朝1時間半ほどかけて、お客様から寄せられた喜びの声、クレームなどを全て共有する会議を行っています。よくあるのがお客様から寄せられた声などは、関係部署が見てそのままにしてしまうケースです。

どうしても日々の忙しさから意図しないと声を見る為の時間を設けないものです。

しかし、毎月会議としてお客様の声を共有するという時間を設けることで、社員全員がどのような声が多く寄せられ、どのようなクレームがあるのかということを知ることが出来ます。そこから新たなアイディアを生み出すきっかけにもつながっているようです。

このような取り組みは一時的に行うだけでは効果として現れにくいため、会議として組み込んでいくことで、長く定着させることを可能にしています。

通販会社C社は、1年に1度商品知識のテストを行い、知識の定着を図っています。普段からお客様に商品ついて説明している社員であれば、ある程度の商品知識を持ち続けることは可能でしょう。しかし、お客様に伝える機会が少ない社員にとっては、このような取り組みがあることで、知識の定着のための努力をすることにつながっていきます。

どのような取り組みも日々の積み重ねが何よりも大切です。一時的に取り入れるだけでは、期待する成果は現れません。社員が成長をしていくためにも、長く継続した取り組みにしていくことを心掛けていってください。


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